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| 「創世記」に該当するギリシャ語には、「はじまり」あるいは「はじめに」という意味があります。 創世記は旧約聖書の最初の書であり、預言者モーセによって書かれました。創世記には、 |
| 地球の創造 |
| 地上に置かれた動物や人間 |
| アダムとイヴの堕落 |
| アダムへの福音の啓示 |
| 部族や人種の始まり |
| バベルでの様々な言語の発生 |
| イスラエルの家の創成につながるアブラハムの家族の記録 |
| イスラエルを救う者としてのヨセフ役割 |
| など、多くの事柄の起源が記録されています。 |
| 創世記の第1〜4章には世界が創造され、アダムの家族が増え始めたことが書かれています。 第5〜10章にはノアにまつわる歴史が記録されています。 第11〜20章はイサクの時代に至るまでのアブラハムとその家族のことが記されています。 第21〜35章はイサク家族のことが載っており、第36章にはエサウとその家族のことが書かれています。 第37〜50章にはヤコブの家族のことや、ヨセフがエジプトへ売られ、やがてイスラエルの家を救うものになったことが載っています。 創世記に記されている創造の記術は、直接の霊の創造ではなく、厳密にはこの世界の霊的な創造といえます。創世記1、2章の記術は物質としての地球の創造の説明です。アダムの堕落までに全ての生命が地上に置かれたことの記術は、ある意味で霊的な創造といえますが、同時に物質的な創造でもあります。神がアダムを創造しようとした時、それはアダムの霊の創造について話したのではありませんでした。というのは、霊の創造はアダムがミカエルとして知られていた頃を、遥かにさかのぼる昔に済んでいたからであるという考えが存在しているからです。 アダムの体は地の塵から創造されていますが、当時の地球は今とは違って霊的な地球であったと言われています。とすると、アダムが律法を破って現世の状態に突入するまでは、彼の体は骨肉の体を有する「霊的な体」ということになります。これにより、霊的な体というのは、血液を循環させる体ではなく、霊によって生かされる体であると言えます。アダムの生活の基盤だった律法を、彼らが破って堕落の状態になると、禁断の実は血液を創り出して霊的な体の本質を変える力を持ちました。 その後不死がなくなり、それに倣うかのように地上の万物はこの変化の影響を受けて、死すべき状態となっています。しかし、どのようにしてアダムの堕落の影響が地球自体に伝わっていったのかは、まだわかりません。創世記1、2章に出ている説明は、地球とその上にある万物の物質としての創造ですが、被造物は堕落まで現世の法則を受けていなかったと思われ、従ってこの創造が霊的な創造であり、堕落前までその状態であったと見ています。現在の地球は、堕落があって今の状態になったと見てよいでしょう。 創世記とそれに対応するモーセの書とアブラハムの書の一部分には、地球とそこに住む人間の創造について短く書かれています。それは簡潔で率直な記術であり、主(キリスト)がどんな方法で創造したのかは細かくは明らかにしていませんが、基本的な考え方について多少書かれてあります。それによると、 |
| 第一に全人類の父である神の指示により、人が死すべきこの地上に来て永遠の目標に向かって進歩するための場所として、この世界(宇宙と解釈できる)が創造された。 第二に、人は神の子孫である。 第三に、世界は偶然の産物ではなく、確固たる意志を持った存在に組織され、創造されている。 第四に、アダムがこの地球上における最初の人間であり、最初の肉ある者であった。 第五に、アダムは罪のない状態から堕落して、その堕落が地球自体にも地上の生命体にも影響を及ぼしている。 第六に、人の目的は、堕落した地球へ来て死と罪に打ち勝ち、神のもとへ帰って再び共に住めるように、この世界の創造の以前からキリストにより、贖いの計画があった。 以上6点についてこの2つの書に簡潔に書かれてあります。 |
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