
| 新約聖書外典一覧 |
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| 使徒ユダ・トマスの行伝 | セネカとパウロの往復書簡 | パウロの黙示録 |
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| 各書の解説文は講談社発行の新約聖書外典を元にしていますが、翻訳者の属する教会の教義が偏ってそこに反映されている、もしくは主観で記されていると見られる部分は改訂してあります。尚改訂してあるからといって必ずしもその部分が正しいわけではなく、あくまで読みやすく、分かりやすくする意図で行ったものです。よって、このHP上にある事柄を研究の対象にすることは新約聖書外典の真意からはずれる場合があるため、実際の新約聖書外典を手にして読本、研究を行ってください。 |
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講談社発行 新約聖書外典参照
| 2005/ 5/08 | 外典の一般的な意味、準正典と異端の書 UP |
外典の一般的な意味 |
| 聖書外典の伝統的な解釈は「アポクリファ(隠されたもの)」を意味するギリシア語 「apocrypha」 に由来していると考えられており、そのように呼ばれています。この呼称は元来、初期キリスト教がユダヤ教から享受した旧約聖書のギリシア語である「七十人訳聖書(セプトゥアギンタ)」の中に含まれるものですが、ユダヤ教側で「聖典」としたヘブライ語聖書には存在しない諸文書に当てられたものです。それが新約聖書関係諸文書にも適用されることになりました。新約聖書の外典と言えば、これらの文書の結集過程においてその中から除外された諸文書、いわゆる「典外書」のことを一般的に指しています。正典を成立させる上で重要な役割を果たしたと言われるアタナシオス(紀元295〜372)は、現行新約聖書の27文書を正典に選択し、これを「霊感による書」あるいは「まことの書」として、その他の諸文書を「アポクリファ」と名づけこれを「異端の虚構」、「汚れなき者を欺くもの」として排除しています。 アタナシオス以前の時代はどうかというと、外典は多くの場合「偽書」などと呼ばれていました。この時代の新約聖書外典の代表的な分類をしたのはアレクサンドリアのオリゲネス(紀元185〜253/4)とカイサレイアのエウセビオス(紀元260頃〜339頃)です。 |
※ 太字はこのHPでとりあげている書簡
| オリゲネス分類 教会の書(biblia ecclesiastica) | ||
| 公認されたもの (homologoumena) |
疑わしきもの (amphiballomena) |
偽書(pseude) |
| マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの4福音書、使徒行伝、パウロの13の手紙、ペテロの第1の手紙、ヨハネの黙示録、ヨハネの第1の手紙、ヘブライ人への手紙 | ペテロの第2の手紙、ヨハネの第2、第3の手紙、ヤコブの手紙、ユダの手紙、バルナバの手紙、ヘルマスの牧者、ディダケー(12使徒の教書) | エジプト人福音書、12使徒の福音書、バシリデス福音書、トマス福音書、マッテヤ福音書 ヘブル人福音書、パウロ福音書は偽書の認定であろうとされており確定ではない模様。 |
| エウセビオス分類 | |||||||
| 公認されたもの (homologoumena) |
問題のあるもの (antilegomena) |
異端の書 (hairetikon) |
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| マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの4 福音書、使徒行伝、パウロの13 の手紙、ペテロの第1の手紙 (ヨハネの黙示録・ここであろうと 推測されている) |
エウセビオスはこれをさらに2つに分類している。 | ペテロ福音書、トマス福音書、 アンデレ行伝、ヨハネ行伝 |
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| 準正典と異端の書 |
| オリゲネスやエウセビオス、またはヒエロニムスに見られるように、一口に「正典」と言っても時代によって正典の範囲は変わっていくことがわかります。このかなり流動的な範囲指定は更に時代を遡って見ると、初期キリスト教諸文書の中には一時的、あるいは局地的に正典と同等の扱いを受けていたことが確認されています。それらの文書は、ディダケーと呼ばれる12使徒教書、バルナバの手紙、クレメンスの第1、第2の手紙、ヘルマスの牧者、ペテロの黙示録、パウロ行伝といったものがありました。 これらのことから外典はその成立史から見て、2種類に分類されています。第1は元々正典的位置を占めていましたが、後代に外典に格下げになったもの、第2は比較的早い時期から「異端の書」として排斥されたものです。第1のものは上記の文書、異端として排斥された第2のものには、初期キリスト教で問題になっていた「グノーシス派」によって用いられた文書であるトマス福音書、ヨハネ行伝、アンデレ行伝が指定されています。このグノーシスの教義はパウロがコロサイの人々に送った手紙でも言及されているように(コロサイ第2章18〜19節)、イエス・キリストや御父よりも天使を重要視する思想をもったものです。 |
| 正典の基準 |
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